クックパッドの開発コンテスト24に落選したので反省会をしてみた
10/18(土)-19(日)に開催された、クックパッド株式会社様主催の「第5回 開発コンテスト24」に参加しました。
結果はタイトルのとおり落選したのですが、参加しただけだと意味がないと思い、次にいかすために反省会を開きました。
私ひとりで参加したので、ひとり反省会です。
つくったもの
簡単につくったものを紹介します。 今回つくったものは transchat という、日本語⇔英語を翻訳する音声入力チャットサービスです。 スマートフォン専用です。
まず、今回のお題は「誰かと話すキッカケを作るサービス」でした。
東京オリンピックの開催もあり、今後外国人観光客の増加が予想されます。 ただ、私の経験にあるのですが、困っている外国人に話すことはとても勇気がいることです。
これを踏まえて「どういうサービスがあったら話す勇気が出るか」という観点でアイデアを出しました。
当日の流れ
当日はだいたい以下のような流れでサービスをつくりました。
- 9:00 お題が発表される
- 9:00-10:30 つくるものを決める
- 10:30-12:00 技術的にコアな部分を検証する
- 本当は翻訳を Wovn.io でやりたかったが、今回の要件にはマッチしなかった
- 代案を探したところ Microsoft Translator API が利用できそうだった
- さらにこのAPIのラッパー用Gemがあり、検証しても問題はなかった
- 12:00-13:00 企画を固める
- 13:00-14:00 昼食
- 14:00-14:30 デザイン制作
- Fireworksで大雑把に作成した
- 14:30-16:30 Railsの初期設定
- データベースの設定、dotenvの設定など
- あわせてインフラ構築開始
- 既存のChef Soloレシピを適用した
- 16:30-19:30 バックエンドほぼ完成
- 19:30-21:30 夕食&風呂
- 21:30-25:00 デザイン埋め込み
- 25:00-29:00 バグ対応/OGP設定/最終調整など
- 29:30 提出&就寝
ふりかえり(KPT)
Keep:よかったこと
- サービスを完成&提出できた
- 「クオリティ < 完成」の優先度を守れた
- 技術的に難しいと思っていたことが、代替案で実現できた
- 急な問題にも対応できた
- よく使うMySQL&NginxのCookbookがバージョンアップにより動かなくなっていた、など
Problem:問題点
Try:次に挑戦すること
- 技術的に難しいと思ったことでも、やってみるとなんとかなる
- 完璧より完成を目指す
- もちろんクオリティがクリティカルに響く部分は完璧も目指す
- よく使うCookbookは定期的にServerspecでテストする
- アイデア採用時に客観性を担保する仕組みを取り入れる
- デザインをもっと勉強する
おわりに
ありがたいことに、なぜかサービスの方は何名かの方にブックマークしてもらっています。 ただ、自分でも納得の行かないクソサービスなので、近日中に閉鎖します。 すみません。
ドメイン代はお名前.comのキャンペーンで¥480でしたし、参加費と思えば安いものです。 さくらのVPSは別のサービスで使います。
また、ソースコードはポートフォリオのひとつとしてGitHubに置いてあります。 コミットログを見れば、どういう進め方をしたかが分かると思います。 テストがないのはお許しください……。
クックパッドの開発コンテストに応募したサービス、ギッハブにうpした https://t.co/QbNjAAHBJT #24contest
— kami (@kami30k) 2014, 10月 19